「ワイルドアームズ ザ フィフスヴァンガード」感想

昨日の朝4時前にクリアして寝て、起きたら昼3時でした。
休みなのにとっても損した気分。


以下、ストーリー等のネタバレ解禁。
言いたい放題です。








まず。
ラストダンジョンでキャロルのカバン「ミラクアコーディオン」から流れてきた着メロ(?)の曲が
「どんなときでもひとりじゃない」で、盛大に噴きました。
しかも発信側が教授で更に噴いた(笑)繋いだ手は〜離さない〜♪
あの音色、昔使ってたPHSで作ったやつとほとんど同じだったから一瞬何処から聞こえてるのか本気で分かりませんでしたよw


あと、唐突に始まったアースガルズとヨトゥンヘイムのゴーレムバトル。


ついていけませんでした(笑)。




…仕切り直して、クリア後感想いきます。


ディーンは何だかんだ言って一番成長していたんですね。ただ、最後の最後でアヴリルの語りによって「主役」としての印象が大きく薄れてしまったのは残念です。
ディーンが普通の人間だったというのもある意味衝撃でした。
個人的に「WAの青髪主人公=超人的な設定持ち」というレッテルが貼られていたので、今までのそれを覆したという事もあるかもしれません。
ディーンが使うARMの疑問は、流れで解決して安心しました。ステータス画面の説明文に「まるでディーンのために作られたかのようにしっくりくる」とあったけど、本当に「ディーンの為にアヴリルが作ったARM」だった事を知って…、アヴリルの想いの深さが伝わって来ました。
レベッカアヴリルは、お互いの立場はとてつもなく違うけれど、「ディーンが大好き」という想いは同じなんですよね。
だからレベッカにも、もっと見せ場があっても良かった気がします。
てっきりラスボスでペルセフォネとの一騎打ちイベント以上のものがあると想像してたんですが、実際のラスボス登場→撃破までの流れが唐突過ぎる結果で拍子抜けしました。
ぶっちゃけ最近のWAラスボス戦は、「歌付きでやればいいや」みたいな雰囲気がプンプンし過ぎて嫌いです。いい加減マンネリなんだよなぁ…。


…書き込んでて、今回何が一番不満だったのか分かりました。
「バトル」。
最初のうちは楽しくて仕方ありませんでした。けれど、有利に戦いを進める「戦略パターン」のバリエーションが少なくて、常に同じ戦法を選ばなければいけなくなり、しかもボス戦になると冗長になるから面倒な事この上無かったんです。
大半の敵には弱点属性があります。
そこを突いた戦い方が一番効果テキメンでした。
だから「バトル開始→弱点属性の陣取り合戦→弱点属性に相反する属性もマークしてアフターケアバッチリ→総攻撃」…な流れが毎度のお決まりになってしまっていました。
ラスボスもその戦法であっさり倒せてしまった+2nd並みの大きなイベントも皆無だったので、不満爆発だったんだと思います。
あとは2nd並とは言わないから、エンディングで皆の「その後」が観たかった…!
確かにグレッグもキャロルもチャックも、実験塔巡りの時点で自分の事に決着は付けられていたかもしれないけど…。
最近はどのゲームも、「ご想像におまかせします」的な終わり方が多くて反応に困ります。
手抜きなのか最善なのか。


それでも、アヴリルが最後に走っていくシーン+語り+曲の展開のタッグに泣きました。
初めはすぐに理解できなかったけど、理解するにつれて切なくなります。
エンディングの歌も良かったです。
サントラを予約して後悔はしてません。


WA5の曲は認められるけど、
そろそろ新しいなるけ節を聴きたいな…。