ウニメ９話感想

(毎度ながら毒満載注意)

アバンでいきなりＥＤテーマが流れたので、てっきり打ち切りかと思いました。

本編は…
ストーカー糸田だけにおいては、原作よりも狂気じみた演出もあって
それなりに良かったです。
初の前後編な事もあって、全体の展開も今までと違い、ちょうどいい緩やかさがありました。
いや今までが早過ぎたんじゃないかと。
オリジナルばかりやるんなら、
ヒステリア編やＸ登場編も２話編成にすれば良かったのに。
個人的に原作では嫌いだった犯人２人(百舌と糸田)だけが
良く見えるっていうのはどうなんだろう、これ。
あとは所々目が大き過ぎる作画もちょっと気になった。
そして石垣が一瞬茶髪に！あれなんて怪奇現象？

弥子自身が「世界でひとりきり」だと思ってしまう、大幅にも程がある設定改変。
まあこれはこれで、アニメとしてなら面白いんだろうけど…、
原作ファンとしては複雑極まりないです。
アヤのマネージャーがきれい(口が曲がってない)だったり、
ネウロが弥子に「あたぼうよ」って言わせないのも残念。
良くも悪くもアニメは、原作に含まれている小気味いい箇所を全て抜いた、
「気の抜けた炭酸」のようなものに成り下がってます。

…叩くしか書くものが無いならもう見なければいい話だけど、
ここまで来たら見届けるしかないと思うあたり、悲しいです。