「ワイルドアームズ ザ フィフスヴァンガード」辛口感想

無事クリアして、隠しボスやら隠し○○集めやらに励んでいます。亀プレイですが。
特に○○ッ○○ー○ッ○で手に入るグレッグの「○ラッ○○ン○ョー」がお気に入りです(伏せ過ぎだし趣味丸出し)


先日、全体的なストーリー感想を書きましたが、また気になってきた事があるので以下に追記します。
毎度の事ながらネタバレ全開につき注意。
あと、これも一つの意見なんだなーという解釈を出来る方のみお読み下さい。










エンディングを見る度に、少しづつ不満が募ってきた。
グレッグ・キャロル・チャックの扱いがあんまりではないかと。
エンディングムービーがあの4人(ディーン・レベッカアヴリル・ヴォルスング)だと、今まで一緒に旅をして来た3人の意味は?と思ってしまいます。
せめてあの3人とディーンたちとの『その後』の関わりを、少しでもいいから入れて欲しかった。
うろ覚えだけど、
「もっと早く出会えていたら、ヴォルスングとも分かり合えたかもしれない」とか、
「同じ時代に生まれていたら、アヴリルとも普通に暮らせたかもしれない」とか、
過去に振り返ったりもしも…な考え方だったり、「こうだったら良かったのにな〜」的なセリフが多すぎる気がします。
これって、ディーンがゲーム中に言っていたセリフと矛盾していると思うんですよね。
「もし皆が出会わずに、平和な暮らしをしていたとしても、どちらを選ぶかと言うなら、俺は(今の方が辛くても)世界を知ることが出来た今の自分を選ぶ」という言葉が、最後のシーンでフォローされていなかった事が不思議でなりません。
もっと現実を見ろよと。「魅せろ」よと。
今を否定する事は、旅をしてきた3人との絆を否定する事そのものじゃないのかと。


過ぎてしまった事は仕方ない。
もう2度とやり直せない。だから今の自分を大事にして生きていく。
WA5の物語は、捕らえようによっては現実から目を逸らしたまとめ方なのが残念です。


ぶっちゃけてしまえば、アヴリルをループから断ち切って欲しかったというのが本音です。
彼女の中では何度も同じ事を繰り返しているなんて、切な過ぎます…。